シャツとオレンジでベルエポック
- 2012.04.29 Sunday
- イベント情報
- 10:39
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -

- by 錆猫洞
01
述べて作らず、並べて括らず
02
山と谷で光り輝く
03
進むは極私道235号線
04
あなた何よ、何かは知らんよ
05
蝉が瞳閉じる音
06
城南線を陽の沈む方へ
07
光速人力車夫と東から来た女
08
夕暮れ団の早朝特訓
09
アフリカへ行った友人
10
種子島の無鉄砲
11
テイクサンクソングフォーウェディング
12
ちょっと休憩
13
ここで歌って飯野カナ
14
いないひと味のボンボン
15
ひょうたんモロ号
16
はじめましてさようなら
17
この尖ったのって何かしら
18
休校特急白ねこ3号
19
胡蝶は舞わず淀みたゆたう
20
ノモスカラロゴス初頭
21
指揮無視、不逞の輩
22
弔蝶調のダンス
23
弧影悄然、太る枇杷
24
よーっ!
想念は、現実か。想念もまた、現実を構成する要素たりうるのか。想念こそ、現実を凌駕する何ものかでありうるのか。
円環は閉じている。出入りできるのは刀を捨てる躙り口しかない。無防備にわれわれはその円環のなかに投げ出されるのだ。いや、自ら身を投ずるのか。
自然と人為とがむき出しに円環に配されている。つながる高架道と中断された高架道。ある目的のために作られた無機質な人為的景観は、時間軸に沿って人間に目的を強いているかのようである。自然に属するのは、人間の肉体と、画題にある象徴的な小動物のみ。自然であるヒトのゆきつくところ、髑髏が、ヒトにまとわりつき、死の舞踏を生身の肉体とともに舞っている。近世の銅版画のように。
人物の表情はあるとき以来、描きかえたと聞く。年齢という自然が為せる技が、その表情には刻み込まれていた……
Et in Arcadia ego(アルカディアにも私はいる)は、memento mori(死を忘れるな)とならんで死と隣り合わせであることへの警句であった。自然の何たるかを経験し、経験しつづけるわれわれのいる場所はここだったか。それを指し示してくれる。そして画家自身のかつてあった、そして今いる場所を。